■ お客様にききました。 -- 施主 村井さんご家族![]()
わたしは結婚前から家を建てたいと思っていました。民間の家賃は小野市でも5~6万円はするので、同じ額のお金が毎月かかるなら、自分の物になる方が良いと考えていました。 また、静かで気を使わない暮らしが夢でした。周辺環境の良い土地に住みたい、そう思っていました。それに、私はデザイナーズ住宅など見栄えの良い住宅が大好きです。両方を叶えたいと思いましたが、これを賃貸で追求すると家賃がとても高くなります。 -- その理想の家を建てる為にまず何をしましたか? まずは貯蓄を始めました。頭金が無いと、ローンの月払い額が高くなると思ったからです。 わたしも妻も「家を建てる」という想いは同じだったので、結婚後の新居は家賃が3万円程度の公営住宅にし貯金しようと決心しましたが、その抽選には外れてしまったのです。しかし幸運なことに、同じくらいの家賃の賃貸住宅に入居できました。そこで3年間、家の頭金を貯めるために、二人で頑張りました。 -- 順調に貯金はできたのでしょうか? 貯蓄は順調にすすみ、500万円程度貯めることができました。家賃が安かったことが、それに大きく貢献していると思います。 -- 貯蓄をしながらの生活で苦労したことはありましたか? 家賃が安いので、それはある意味仕方ないことですが、 部屋が手狭で建物も決して良いとは言えない物でした。その中でも辛かったのが、お風呂場と洗濯機が離れた場所にあったので、節水のためにと、風呂の残り湯をバケツで運んだりしていたことです。とにかく、当時は一刻も早く「引越したい」と思いながら生活していましたが、その努力の結果が今の生活につながっているので、今となってはいい思い出ですね。 -- 住宅ローンは35年と長く続きます。ローンを抱えることにどんな不安がありましたか? 3つありました。
万が一の場合
勢いも大切です。悩むより、行動が大切。家族と快適な暮らしをする為に「建ててしまえば何とかなる!」と奮起して、最終的に家づくりを決断しました。家を建てる目的が明確であれば、あとは行動力だと思います。
-- 土地の購入を決意した後、何から始めましたか? わたし達は土地を持っていなかったので、まず立地条件を話し合いました。条件は3つです。 妻の実家に近いこと
周辺環境が良いこと
ご近所付き合いで苦労しない地域であること
次に、大まかな予算を決めました。月々の払いを6万円前後に抑えること。これを達成するには、諸費用込みで総額2500万円以下の物件にする必要がありました。 -- 家づくりの条件や予算を決めた後、どうやって訪問する業者を探しましたか? 情報源は新聞の折込チラシです。ネットはできる環境でしたが使いませんでした。当時は、地元の情報はまだまだ折込チラシが主流でした。新築にするか、中古にするか決めていなかったので、中古住宅から検討を始めました。 -- 中古住宅は何件検討し、どう結論を出しましたか? 3件検討し、中古を買うのを止めました。 理由は2つあります。1つ目は、実際に家を見学し、どの家にも妥協できない欠点があったことです。雰囲気が気に入らなかったり、道路付けが悪く車が離合できないなどです。 2つ目は、総費用が新築とさほど変わらないことです。仲介手数料は物件によりますが、70万円以上必要でした。また、水周りのリフォームが必要なので、100万円単位で費用がかかります。これを物件価格に足すと、想像以上に高くなりました。 -- 新築にしぼってからは、何件検討しどう結論をだしましたか? 建売業者、土地も販売している不動産会社や建築業者を5件訪問しました。検討に検討を重ね、最終的にオノケンに任せることに決めました。 -- 他の4社に決めなかった理由をそれぞれ教えてください。
-- A社の「営業マンがストーカー的」とはどういうことでしょうか? A社の住宅を見学する前から、営業マンが自宅まで押しかけてきて「買いましょう!買いましょう」とごり押しされ、唖然としました。外出中でも家の前で待ち伏せしており、家のビデオを見てくださいと渡されました。何度断ってもしつこく、絶対ここでは買わないという気持ちで、いっぱいになりましたね。 -- B有名ハウスメーカーの「住宅展示場が現実離れ」とは具体的に? チラシの段階でハウスメーカーは値段が高く、真剣に検討していませんでした。それでも1回は見ようと住宅展示場を訪問しました。モデルハウスは80坪以上もの家で素晴らしいのですが、あまりにも豪華で自分達の建てたい住宅とかけ離れていました。年収が1000万近くある人なら買えるかもしれませんが、予算2500万円以下で探している私達には関係のないものに思えたんです。 -- C不動産業者の「ローン審査ばかりを優先」とはどういうことですか? C不動産業者の薦める家は、3000万円弱でした。予算が2500万円と言っているのに「あなたなら買えますよ!」、「ローンができるか審査しましょう」と連呼されました。ローンが通らないとそもそも家が買えないので、お互い時間が無駄になるのは分かります。しかし、最終的にお金を払うのは私たちです。それに、私たちの生活には興味がなく、それを考えずに「買えますよ」というのは無責任だと思えましたね。 -- D社は最後まで選択肢に残ったそうですね。 はい。価格はオノケンよりも安く、家も気に入っていました。最後は2択になりました。妻の父親が小野市で大工をしており、地元の業者をよく知っています。妻もオノケンの方がD社より信頼できると言うので、D社はお断りしました。最後の決め手は、地元での信頼度でした。
-- 「最初に必要な費用が全て提示されたこと」とはどういうことですか? 数社の業者訪問して感じたのは、話の後の方で追加費用が後でどんどん出てくることでした。これでは最終的に総費用が膨れ上がり、予算オーバーになってしまいます。その点オノケンでは、細かいものも含めた総費用で最初から話が進みました。総予算と月々の支払額には特ににこだわっていたので、安心できました。 -- 「全く営業されなかった」とはどういうことですか? モデルハウスで放置されたのです(笑)。普通は営業マンがついてきて、色々説明するでしょう?オノケンでは、2人で自由に好きなだけ見学できました。良い所も悪いところも、現場でしっかり話し合いました。また、執拗な営業は全くないので、安心して何度でも相談に行けました。 結果、予算内で希望通りの家が建つことが分かりました。また分譲していた宅地は、立地条件や周辺環境が希望通りでした。最後に妻の父が、「地元で信頼できる工務店だ」という助言に後押しされ、オノケンで建てることに決めました。
-- 誰しも家を建てるのに「だまされたくない」と思うものです。これから家を建てる人に、村井さんがアドバイスするなら何を伝えますか? 3つあります。 1つ目
-- 1つ目 : 業者を選ぶ時に注意することを具体的に教えてください。 必要総額で話をする業者を選ぶ
-- 2つ目 : 予算のルールを守り、ボーナス払いなしで買える範囲の家にするとは?
-- 3つ目 : 長期的なライフイベントを考えて家を設計する事をすすめる理由は何でしょうか? 建築当初は子供がいなかったので、生活がここまで激変するとは思ってもみませんでした。間取りや仕様を決める時、少しでも子供のことを考えておけば良かったと後悔したからです。起こりそうなライフイベントを想定した間取りや工夫を是非してください。夫婦二人の時には何の問題もなかったことも、家族が増えることで突然変わります。 -- 具体的に後悔した部分を教えてください。 収納スペース
わたし達は幸い、業者選びや資金計画には満足しています。しかし1つだけいうと、建築当時は夫婦二人での生活を充実させることを考えていたので、その後の出産のことはあまり重要視していませんでした。そのことが惜しい点です。でも、今は家族が増えたことが、何よりの喜びになっています。これから家を建てる方は、あまり生活パターンを決めつけずに、将来的に融通の利く間取りにされたほうがいいですね。
-- 最後にオノケンへ、今後の期待をお願いします。 持ち家は賃貸と違い、屋根や外壁など建物のメンテナンス費用がかかります。それを踏まえた建築プランを提案してくれたので、4年経った今も比較的綺麗な状態を維持できています。今後、10年・20年とメンテナンスの良きパートナーとしてよろしくお願いします。 ![]()
お忙しい中、ありがとうございました。
※取材日時 2009年01月 ※取材・制作 金子 |
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2007年07月20日 08:50
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