今日は、住宅業界の常識に踊らされないための注意点をお話します。
まず、住宅雑誌の言うとおりに家を建てると、お金をドブに捨てることになります。
これは、しょうがない話なんです。
そもそも出版会社は、住宅屋じゃないんです。
そして、こういう雑誌には、大手住宅メーカーなどが広告を出してますね。
本当のことは書けないんです。
さらに、住宅雑誌には、きれいな写真が並んでます。
明るくて広々としたリビングのソファーに、家族が笑顔で並んでいる写真。
もちろん、掲載された施主への心遣いから、値段は書いてません。
しかし、どの紹介例も、もっともらしいことが書いてます。
素晴らしい写真が、あなたを夢心地にし、購入意欲をかきたてるんです。
そして、「住まいづくりガイド」や「住まいづくりの豆知識」などの記事があります。
でも、こういう住宅雑誌や本は歯切れが悪いんです。
なぜでしょう?
それは、都合の悪い事が、なにひとつ書いてないからです。
「どの業者のどこが悪い」
ってことは、まったく書かれてない。
結局、きれいごとしか書いてないんです。
つぎに、こういう雑誌や本をはじめ、建築業界の非常識を取り上げながら、
自己防衛策を紹介します。
この「自己防衛策」は、とても簡単な方法です。
しかし、多くのメリットがあるんです。
その一部ですが、
1 お金をかけずに出来る。
2 良い業者と、悪い業者が区別できる。
3 営業マンに、真剣に対応してもらえるようになる。
4 業者に、言いくるめられないようになる。
5 欠陥住宅を未然に防ぐことができる。
6 良い業者には感謝されるので、イキイキと仕事をしてもらえる。
7 余分な工事を、薦められなくなる。
8 良い業者に頼むので、アフターフォローも心配ない。
また、万が一の時にも対応してもらえるので安心。
9 増改築やリフォームにも、応用できる。
まず、ローコスト住宅についてですが、
住宅はただ安いだけではダメなんです。
「生涯、安全で快適に暮らせる、ローン返済を心配しなくていい低価格住宅」
でないといけないんです。
安かろう悪かろうの家ではダメなんです。
つまり、ローコスト住宅を選ぶとき、どうやって安くしているかを比較するんです。
業界の非常識「どんぶり勘定」を否定する。
「一式いくら」という価格設定です。
まず、「どんぶり勘定」を分析しましょう。
例えば、押入れを造るとします。
大工さんが作業をスタートして、ストップウォッチで計測。
作業完了でストップ。
これが仮に4時間30分だったとします。
1日8時間を100とすれば、0.5625日です。
使ったのは材木とベニヤ板で6,240円。
つまり、押入れが一つ増えた場合は、その作業代と材料代が追加になるだけですね。
間取りが変わっても、合理的な見積りができるわけです。
これは、誰がしても同じですよね。
さらに詳しく調べてみましょうね。
まずは、大工さんに4時間30分かけて造ってもらうのが合理的かということです。
例えば、洋室の押入れの床がベニヤ板だとします。
部屋はフローリング、しかし押入れはベニヤ。
これをすべてフローリングにするのはどうでしょうか。
フローリングのほうが高くなるように思うでしょう。
でも、押入れの床をベニヤからフローリングに変えれば作業手間は減ることになります。
この減った作業代と、ベニヤとフローリングの差額を差引し、総合的に判断するわけです。
もちろん、品質と耐久性に問題がないのが前提です。
これはほんの一例で、標準的な家では、その検討数は一万項目以上にも及ぶんです。
でも、そのひとつひとつが大きなコストダウンにつながるんです。
「自由設計」に合理的な設計を取り入れる。
ひとつひとつの工事を検討することで、コストダウンできることはわかったと思います。
じゃ、どんな家でも坪26万円で建てられるのか?
残念ながら、そうはいきません。
例えば、鳥になって、家を真上から見たとします。
同じ床面積でも、真四角の家と長方形の家では、柱の数が違うんです。
プランが複雑になればなるほど、材料費も手間も増えてきます。
だから、正方形の家が一番安く造れるんです。
次は、表示の坪単価でどこまでできるか、それを知っておく必要があります。
ローコスト住宅の場合、広告通りの値段で家は建ちません。
なぜかといえば、40~45坪で、四角で、総二階の家を標準タイプとしているからです。
もちろん、水回り設備や必要最低限の照明器具などは含まれた金額です。
普及している材木はメートル単位で売られてます。
坪単価を抑えるためには、
昔の尺貫法で建てると無駄がでるので、メートル単位で家を設計します。
同じ本数の柱でも、部屋を広くすることが出来ます。
逆に総額を抑えるには尺貫法で建てます。
同じ間取りでも、面積の小さな家ができるからです。
このように価格を下げているので、間取りを複雑にすると高くなるんです。
少し変わっても、価格に反映されるんですね。
表向きは安いが、規格から外れれば外れるほど高くなり、
なんだか騙された気持ちになるかも知れません。
しかし、これは、やむをえません。
品質を維持しながら低価格を追い求めた結果なんですから。
むしろ、合理的な計算なので、「どんぶり勘定」ではないですね。
でも、正直な値段をチラシにのせれば、電話してくれないんです。
ですから、チラシの値段だけで判断しないでくださいね。
つまり、ローコスト住宅で気をつけることは、
規格品に、あなたの要望を入れた後の金額を知ることなんです。
スーパーのチラシとは違います。
見かけの値段だけで判断するのは、危険なんです。
今日の内容はいかがでした。
住宅業界の常識が少しは理解できましたか?
次回は、業界の常識に踊らされないための注意点(その2)についてお話します。
2008年05月08日 14:22
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代表のくじはしです。 毎日の暮らしをもっと楽しくするための、失敗しない住まいづくりの秘訣をお伝えしています。 →代表あいさつを読む @住まいの夢先案内所.com 代表取締役 くじはし 一浩 住宅ローンアドバイザー 宅地建物取引主任者 二級建築士 プライベートブログ →社主くじはしの一期一会を読む |
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