■湿度が7割
暑さ指数は、
『気温の効果=1割、湿度の効果=7割、輻射熱の効果=2割』
で計算します。
汗は、蒸発する時に体内の熱を逃して体温を下げてくれますよね。
しかし、湿度が高い場所では汗が蒸発しにくいため、
体温を下げる効果が弱まります。
実際、気温が同じでも湿度が高い日の方が熱中症患者は多いんです。
■夏に適した除湿機はコンプレッサー式
コンプレッサー式除湿機は、
取り込んだ空気を冷却器で冷やして結露させることにより、
湿気を取り除きます。
暑い時期に能力をより発揮しやすく、
運転中に室温が上昇しにくいのが特徴です。
デシカント式除湿機は、
ゼオライトという乾燥剤に水分を吸着させて
水分を取り除くものです。
発熱量が多いために室温が上がりやすく、
夏場には不向きと言えるでしょう。
ハイブリッド式除湿機は、
前述の2種類の長所を生かし、融合させたものです。
夏はコンプレッサー式で、
冬はデシカント式で作動することにより
除湿力の低下を防ぎます。
■安全な室温、湿度は?
安全に過ごすための室温の目安は25~28℃です。
(※エアコンの設定温度ではありません)
湿度の目安は40~60%です。
あなたの家族に暑がりさんはいますか?
いる場合、扇風機の風が
優先的に当たるようにしてあげてください。
暑がりさんに合わせて室温を下げすぎると、
外気温と室温の差が身体に負担を与え、
他の家族が体調を崩してしまいます。
命の危険を伴うほどの暑さは、まだまだ続きます。
室内の温度と湿度を適切に管理し、
家族の健康を守りましょう。
2018年07月31日 09:34
お問い合わせはこちらから
受付時間9:00〜17:00 定休日:水曜日(祝日の場合は営業します)